前回、直線縫いの練習をしたとき、針板のガイドを目安に縫う方法を試しました。
そのときに生まれたのが、
「10mmよりも布端に近いところを縫いたいときは、どうするんだろう?」
という疑問です。
今回は取扱説明書を調べながら、実際に余り布を使って試してみました。
10mmより布端に近いところを縫いたい
私が使っているブラザーPS205Xの針板には、布端を合わせるためのガイドがあります。
前回はこのガイドを目安に縫ってみました。
でも、「もっと布端の近く、例えば5mmくらいのところを縫いたい場合はどうするの?」という疑問が生まれました。

取扱説明書を確認してみました
まずはPS205Xの取扱説明書を確認してみることにしました。
そこで気になったのが「振り幅調節キー」です。
「振り幅」と聞くと、私はジグザグ縫いの幅を変えるためのものだと思っていました。
取扱説明書を確認すると、直線模様では「振り幅」を変更することで針の位置が移動することが分かりました。
振り幅の値を大きくすると針は右へ、小さくすると左へ移動するそうです。
「振り幅」で針の位置も変えられるんですね。
知りませんでした。
実際に針を動かしてみる
普段、私は直線縫いをするときに模様「00」を使っています。
いつもの設定は、
- ぬい目の長さ:2.5
- 振り幅:0.0
です。
そこで模様「00」のまま振り幅の「+」を押してみました。
数字を大きくすると、本当に針が右へ動きました。最大まで押すと「7.0」になりました。

まず35mmのガイドで試してみました
本当に針位置が変わることで縫う位置も変わるのか、まずは針板の35mmのガイドに布端を合わせて試してみました。
布を置く位置は変えず、「振り幅」だけを0.0・3.5・7.0と変更して縫います。
| 振り幅 | 布端から縫い目までの実測 |
| 0 | 約35mm |
| 3.5 | 約31mm |
| 7.0 | 約28mm |
今回実際に測ってみると、振り幅0.0では約35mm、3.5では約31mm、7.0では約28mmになりました。
同じ35mmのガイドに布端を合わせたままでも、針位置を変えることで縫う位置が変わることを確認できました。

では、10mmのガイドで試したら?
それなら、布端を10mmのガイドに合わせたまま針を右へ移動させれば、10mmより布端に近いところを縫えるのでは?
今度は10mmのガイドで試してみました。
| 振り幅 | 布端から縫い目までの実測 |
| 0 | 約10mm |
| 3.5 | 約6mm |
| 7.0 | 約3mm |

できました!
布端は同じ10mmのガイドに合わせているのに、針位置を変えることで10mmより布端に近いところを縫うことができました。
布端から5mmを狙ってみました
せっかくなので、今度は「布端から5mmくらい」を狙ってみることにしました。
振り幅を調整しながら試したところ、今回は「4.0」に設定。
布端を10mmのガイドに合わせて縫い、縫い終わってから測ってみました。

線を引かなくても、針板の10mmガイドを目安にしながら、約5mmのところを縫うことができました。
今回分かったこと
今回、PS205Xの取扱説明書を調べて、直線模様では「振り幅」を変更することで針位置を動かせることを初めて知りました。
実際に試してみると、針板の同じガイドに布端を合わせていても、針位置を変えることで縫う位置を変えることができました。
今回の私の実験では、10mmのガイドに布端を合わせ、模様「00」・振り幅「4.0」で縫ったところ、布端から約5mmの位置を縫うことができました。
ただし、これは私がPS205Xと余り布を使って実際に試して測った結果です。
布の置き方や測り方などによって多少の違いはあると思います。
まとめ
前回の直線縫いの練習から生まれた「10mmより布端に近いところを縫いたい」という疑問。
説明書を読んで、実際に試してみたことで、一つ解決することができました。
今まで何となく使っていたミシンですが、まだ知らない機能がたくさんありそうです。
次はいよいよ、この練習を生かして巾着作りに挑戦してみたいと思います。
「ミシンはじめたよ」でした。
